中国語の漢字は2種類ある?!~簡体字と繁体字の違い~
こんにちは
Yuriです!
今回は、
中国の漢字にも種類について
言及していきます!!
この違いを知っておくと、
今後の中国語学習に
生かせる上に、
現地での生活に
苦労することは減ります!!
しかし、
もしこの違いを
明確にわかっていないまま、
現地に行ってしまうと、
違う漢字を使っていた場合に、
読めない、書けないといった
最悪の事態が待っています。
なので、
しっかりと違いを明確に
理解したうえで
学習するようにしていきましょう。
まず、知っていただきたいのは、
以下が大きな違いです。
簡体字:
画数が少なく、
中国本土で使われる。
楽→乐,見→见など
繁体字:
漢字の中でも画数が多く、
複雑な字体。
香港や台湾で使われる。
例えば、体→體,楽→樂など
私が、学んできた漢字は簡体字で、
中国本土では
このタイプの漢字が使われ、
中国の方は小さい頃から
このタイプの漢字を習ってきます。
一方で、
繁体字は、
香港と台湾で使われ、
各数は日本の漢字よりも、
複雑なものがほとんどです。
繁体字の方が覚えるのは
大変なので、
繁体字を学んできた方は、
簡体字へと移行できますが、
簡体字を学んできた方に
関しては、
繁体字を習得するのには
時間がかかるといわれています。
どちらもメリットと
デメリットはあります。
メリット:
実際に簡体字のメリットとしては、
本土全体で使用されているために、
大陸での生活で
困ることは
一切ありません。
また、検定などを受験する際にも、
ほとんどすべて、
簡体字表記なので、
覚えていて損はないです。
そして、画数が
日本の漢字よりも少なく、
覚えやすいので、
それもまたいいメリットですね。
デメリット:
もし、台湾や香港に留学したい方は、
苦労されます。
せっかく、簡体字を受験して、
簡体字を覚えたのに、
それが使えないとなると、
少しショックを
受けられる方がいるかもしれません。
メリット:
繁体字のメリットは、
親日の島である
台湾と香港に留学に行けることです。
繁体字は、
構成されている漢字から、
とても意味をとらえやすく、
日本と同じような
へんやつくりも多いので、
各数多くても全く問題なく、
台湾と香港に
強く留学していきたい方は
こちらの方がおすすめです。
デメリット:
各数が多いことや、
中国本土に訪問した時に
せっかく覚えた単語を
使用できないということが
残念なところです。
台湾と香港、マカオ
でしか
使用できないのが
また難しいところです。
じゃあ検定はどうなるの?
と聞かれる方もいるかと。
HSKでは、
どちらの漢字も使用できます。
ある台湾留学サイトから
引用してきたものになりますが、
と記載されています。
よりよい学習を進めるためにも
次のステップを進めてください
ステップ1:
あなたがどこの国へ行きたいか
または
会社ではどんな中国の方を
対象としているのか
把握する
ステップ2:
違いを明確にする
この二つは行ってください。
そうすれば、
今後の学習がスムーズに進み、
急にその国へ行っても
困らなくなります。
今すぐ、ステップ1から
進めてください!!!
では、また次回の記事もお楽しみに!!
Yuri